2015年5月7日 19:32
緑茶やコーヒーを習慣的に摂取すると死亡リスクが低減する - 国がん調べ
、0.85(0.75~0.98)となっており、飲む量が増えるほど危険度が下がる傾向が、統計学的有意に認められたとする。死因別では、がん死亡の危険度には有意な関連がみられなかったものの、心疾患脂肪、脳血管疾患死亡、呼吸器疾患死亡については、コーヒー摂取による危険度の有意な低下がみられたとしている。
なお、研究グループでは、緑茶やコーヒーの摂取による死亡リスク低減について、緑茶に含まれるカテキンやコーヒーに含まれるクロロゲン酸の効能のほか、カフェインによる血管内皮の修復や気管支拡張作用などが作用している可能性があるとしている。ただし、今回、用いられた質問票では、缶およびペットボトル入り緑茶を含む緑茶全般の摂取頻度、ならびに缶コーヒー、インスタントコーヒー、レギュラーコーヒーを含むコーヒーの摂取頻度を尋ねており、淹れ方やカフェイン/ノンカフェインの有無などで分けていないことに留意してもらいたいとコメントしている。
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