2015年5月14日 20:21
梅雨前に考えたい「ふとんケア」 - レイコップがセミナーを実施
するまでの時間をそれぞれ計測した。結果、乾燥にかかった時間は、レイコップRPが1分23秒、天日干しが51分56秒だった。
○とにかく湿気がこもりがちな梅雨の布団事情
続いて、家事アドバイザーとして活動する藤原千秋氏が、梅雨時期のふとんケアについて解説。藤原氏は「寝る前の飲み物や入浴でぐっすり眠るための対策をしている人は多いのに、ふとんケアをしている人が少ない。睡眠中は、コップ1杯分の水分が汗などで身体から放出されるといわれている。この水分を乾かさずに放っておくと、布団に湿気がこもって、カビやダニが繁殖する原因にもなる。布団のカビやダニが原因になって、アレルギーが引き起こされてしまうことも多い」と注意を促す。さらに、梅雨時は気温20~30℃、湿度60~80%というダニとカビの繁殖に好適な条件になってしまう。
これは藤原氏いわく「放っておくだけでカビとダニがわいてしまう状態」で、特にふとんケアが重要だ。また、一般的に吸湿性・放湿性に優れているため、天日干しが不要と思われがちな羽毛ふとんについて、「綿に比べると風通しがいいが、干さなくてもいいというのはまちがい。ふだんは風通しのよい日陰に干すだけで十分だが、月に1~2回程度は天日干しを」