2015年5月27日 20:35
バルミューダ、まさかのトースター開発 - スチームと温度管理で焼きたてパンを再現
加熱時は上下ヒーターをそれぞれ細かく制御し、徹底した温度管理を行う。大きく分けて、デンプンのアルファ化を促す60℃前後、パンがきつね色に色づく160℃前後、焦げ付きが始まる220℃前後の3つの温度帯になるよう設計されており、バルミューダいわく「最高の状態のトーストを実現」する。モードは「トースト」「チーズトースト」「フランスパン」「クロワッサン」を用意。それぞれ、種類に応じて最適な温度で焼き上げる。もちろん、手動で温度とタイマーを設定できる「クラシック」モードも装備。トースト以外に、グラタンやピザなども調理可能だ。
○きっかけは「土砂降りのバーベキュー」
発表会に登壇したバルミューダ 代表取締役社長の寺尾玄氏は、まずBALMUDA The Toasterが開発されるに至った経緯を紹介した。寺尾氏によれば、誕生のきっかけは社内行事のバーベキュー。
土砂降りの雨にもかかわらずバーベキューは決行され、そこでたまたま食パンを炭火で焼いてみたら、おいしいトーストができあがったとのことだ。
「どうにかしてこれを再現できないか?」と考えた、寺尾氏含むバルミューダ社員は、バーベキュー翌日から実験の毎日。