くらし情報『抜歯後の痛みや腫れがなくなる麻酔ができる? -岡山大が鎮静薬の作用を解明』

2014年2月7日 11:38

抜歯後の痛みや腫れがなくなる麻酔ができる? -岡山大が鎮静薬の作用を解明

抜歯後の痛みや腫れがなくなる麻酔ができる? -岡山大が鎮静薬の作用を解明
岡山大学は2月6日、現在、集中治療室など広く臨床で使用されている鎮静薬「デクスメデトミジン」を局所に投与することで、投与部位の炎症を抑制するという薬理作用を発見したと発表した。

同成果は、同大病院歯科麻酔科の樋口仁 講師、同大学院医歯薬学総合研究科歯科麻酔・特別支援歯学分野の助川信太朗 大学院生、宮脇卓也 教授、同研究科口腔病理学分野の長塚仁 教授らによるもの。詳細は国際雑誌「Anesthesia and Analgesia」に掲載された。

研究グループはこれまでの研究から、デクスメデトミジンを局所麻酔薬に添加すると局所麻酔の効果を増強できることも報告しているが、今回の研究では、炎症を引き起こす物質「カラゲニン」と「カラゲニン」にデクスメデトミジンを混ぜたものをそれぞれマウスの足に注射し、その腫れの程度、炎症に関わる細胞(白血球)の数、炎症に関わるタンパク質の発現を比較したところ、デクスメデトミジンを注射した足では、炎症による腫れが有意に抑制され、炎症に関わる細胞の数も減少していることが確認されたという。

また、炎症に関わるタンパク質の産生についても、デクスメデトミジンを投与した足では有意にその産生が抑制されていることが確認され、デクスメデトミジンを局所に投与すると、投与部位の炎症を抑制できるという薬理作用があることが判明したという。

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