くらし情報『「医療保険」は本当に必要なの? 選び方のポイントは?』

2015年6月3日 13:27

「医療保険」は本当に必要なの? 選び方のポイントは?

入院給付金は日帰り入院から受け取れるもの、1泊2日から受け取れるものなど給付の条件が異なります。また、1回の入院で受け取れる日数の上限も設けられているので、比較検討するときには、単純に保険料だけを比べるのではなく、給付条件もしっかりチェックしましょう。

○日額、給付限度はどう設定する?

病気やけがで入院が必要となり多額の医療費がかかったとしても、高額療養費制度があるので、健康保険の適用範囲内なら自己負担額は1カ月に数十万円もかかることはありません。長期的に仕事を休まなくてはならない場合でも傷病手当金があるので、まったく収入がなくなってしまう心配もありません。とはいえ、差額ベッド代や健康保険の対象とならない支出もあるので、日額5000円程度の入院給付金があるとひとまず安心です。自営業など国民健康保険加入者は、傷病手当金などがもらえないので、もう少し手厚く日額1万円程度あったほうが安心です。

医療技術の進歩などにより以前に比べて平均的な入院日数は減少傾向で、保障される入院日数も30日や60日など短期のものが保険料も比較的安く人気があります。ただ、本当に保険でカバーしたいのは、むしろ長期の入院。

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