くらし情報『二次創作を公式が解禁する新企画「冲方塾」詳細発表-冲方丁が直々に審査』

2015年6月9日 12:42

二次創作を公式が解禁する新企画「冲方塾」詳細発表-冲方丁が直々に審査

二次創作を公式が解禁する新企画「冲方塾」詳細発表-冲方丁が直々に審査
国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」のプロジェクト「ブックショート」は、作家・冲方丁氏を中心に、出版社やビデオメーカーのスタッフが集結した組織 「冲方サミット」とのコラボレーションイベントをSSFF & ASIA内にて開催。その場にて、冲方作品の二次創作解禁・新人発掘プロジェクト「冲方塾」の詳細が発表された。

今回二次創作が公式に解禁されたのは、同氏の代表作ともいえるSF小説「マルドゥック・シリーズ」、本屋大賞の受賞などで話題になった「天地明察」、短編・エッセイ集「もらい泣き」の3作品。冲方氏はこの解禁に際して、「面白ければ、時代もの、SF、BL、エロと、どういう形に改編してもらっても構いません」と語った。

この「冲方塾」は、「人材育成」を念頭に置いた二次創作解禁の機会として、漫画と小説の「新人賞」を設置するもの。加えて、「作品広告」を念頭に置いた二次創作解禁の機会として「作品応援動画の公募」を行うことで、漫画・小説・映像といった3形態にて気鋭のクリエイターの作品を募る。それにともない、冲方氏や編集者、プロデューサーによる公開講座などのイベントを、ワークショップとして開催する予定。

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