くらし情報『ローランドDG、医療器具・器材管理の効率化を実現するシステムを構築』

2015年6月12日 17:40

ローランドDG、医療器具・器材管理の効率化を実現するシステムを構築

「デジタル屋台」とはローランドDGが自社の工場で取り入れているデジタル方式のセル生産システムで、作業者がパソコンのディスプレイに表示されたマニュアルを確認しながら、工程ごとに必要な部品を自動供給ラックから取り出し、指示された工具を使用して製品を組み立てていくというもの。同病院ではこれを、医療器具・器材の洗浄作業支援システムに応用。従来の紙ベースの作業指示書をデジタル化するとともに、各工程を細分化し、画像を多用することで、誰もが分かりやすい「デジタルマニュアル」を整備した。また、「MR-1」と連動させることで、器具・器材の名称や用途が分からなくても、器具・器材にマーキングされた2次元シンボルをもとに指示書が検索できるようにした。

さらに、洗浄支援システムや医療器具の検索・組立支援システムと専用のサーバをネットワーク接続し、各端末での作業指示書の同期を図ったり、作業履歴の管理・分析を通じて改善活動につなげたりすることが可能となった。

ローランドDGは「国内外の多くの医療機関では、浜松医科大学同様、医療器具・器材のトレーサビリティー管理や保全作業品質の向上、効率化といった課題に直面し、解決方法を模索しています。

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