2015年6月19日 08:00
おもてなしの心を世界に展開するためにDataSpider Servistaでkintoneと基幹システムを連携
また大田氏は、これからの時代に求められる開発手法を、粘土細工とレゴブロックの例で説明してくれた。
「これまでは、自由度は高いが時間がかかる粘土細工のようなシステム開発が主流でしたが、現在は、短期間で完成できるレゴブロックを組み合わせるような開発方法が主流です。そうは言っても、エンドユーザーの皆様にご満足頂けるサービスを提供するためには、きめ細やかな対応も必要になるため、AmidAでは、基本的な部分はレゴブロックで組み上げ、細かい部分は粘土で細工する、というようにミドルウェアとスクラッチ開発の良い部分を柔軟に取り入れながら開発を進めています」
こうした考えのもと、AmidAでは、アジャイル開発手法の1つである「スクラム」による開発体制を採用した。そうすることで、チーム全員がうまく連携し、満足度の高いシステムをスピーディーに開発できるようになる。そして、そのIT基盤として選ばれたのが、クラウド上でアプリケーションを自由に作成できるkintone と、全てのデータの“ハブ”として機能するDataSpider Servistaだった。
○実現できる機能とスピード感のバランスを評価
AmidAが構築している業務システムは、①販売用ECサイト、つまり、エンドユーザーが商品を注文するための「インタフェース部分」