2021年4月7日 16:33
山崎育三郎&古川雄大、3年ぶり『モーツァルト!』コロナ禍の稽古で「逆に強く…」
ヴォルフガングをやるだろうな』と思ってたんですけど、想像を遙かに超えた表現力を自分でつかみにいっている。すごく努力家ですね」と讃えた。
改めて山崎は「今回、コロナ禍ということで、本当に1回1回の公演が千秋楽、明日何が起こるかわからない時代の中で、『立つのはこれが最後でいい』と思うようにやりたい」と力強い言葉を残す。他の出演者についても「市村(正親)パパ(※ヴォルフガングの父親・レオポルト役)は11年ずっと一緒にやらせていただいてるんですけど、今回が1番艶がある声で、どんどん声が出る。びっくりするんですよ、若返り!」と驚いた様子。古川も「市村さんはいつもそうですけど、今回気合いが入ってるというか、まだ成長が……」と表すと、山崎から「成長!?」とつっこまれ、「成長というか、進化が止まらない」と言い直す。「あの年齢になってもまだまだ止まらないというのは恐ろしいなと思いますし、そういう風になりたいなという憧れでもあります」と先輩のすごさを実感していた。
最後に山崎は、「今、こういう状況だからこそ届けられるものがありますし、劇場に足を運んでくださる方皆が戦っている状態。
ヴォルフガングが自分の人生をまっとうする、自分の運命と戦っていく姿に元気づけられ、"エール"をもらえたらいいなという気持ちで、頑張っていきたい」