くらし情報『地方からプログラミング教育を盛り上げる! - Rubyの聖地 松江市で活動する「プログラミング少年団」とは』

2015年6月29日 08:00

地方からプログラミング教育を盛り上げる! - Rubyの聖地 松江市で活動する「プログラミング少年団」とは

という高尾氏。親子でのプログラミング体験教室への参加を勧めているのは、保護者に実際にプログラミングを経験してもらうことで、子どもとインターネット社会との関わり方について理解してほしいという狙いがあるためだ。

また、1日体験教室でプログラミングに興味をもち、もっと勉強してみたいと思った児童のために、ステップアップのための「プログラミング道場」という月に1回行われる無料のプログラミング教室も用意されている。最近、徐々にプログラミング道場への参加希望者が増えてきており、現在は10名の小学生がスタッフに手伝ってもらいながらそれぞれ自分の考えたゲームを開発している。

高尾氏は、「将来的には“スポーツ少年団”のプログラミング版にしていきたい」としている。スポーツ少年団とは、運営元の日本体育協会によると「子どもたちがスポーツを楽しみ、野外・文化・社会活動などを通じて協調性や創造性を養い、社会のルールや思いやりのこころを学ぶ」もの。全国大会やプロを目指すというよりは、スポーツをとおして子どもたちの健全な心を育てて行くことを目的としている。プログラミング教育には、次世代のIT人材育成を期待されている面もあるが、Rubyプログラミング少年団としては、まずプログラミングの楽しさを知ってもらい、コンピュータやネットリテラシーを身につけた子どもたちを増やしていくことを主眼に置いている。

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