2015年6月29日 11:00
Pythonで学ぶ 基礎からのプログラミング入門 (6) プログラムの制御構造を理解しよう - 条件分岐とループ処理
同様に処理2は「elif(条件B)」の範囲であり、処理3は「elif(条件C)」、処理4は「else」の範囲です。
実際に条件分岐を行うプログラムを書くことで、条件分岐の使い方をイメージしてみましょう。プログラムは非常に簡単で、変数xの値が0より大きければ「+」と出力し、ピッタリ0なら「0」と「Zero」、0未満なら「-」と出力するというものです。これは以下のようになります。
x = 5
if(x > 0):
print(’+’)
elif(x == 0):
print(’0’)
print(’Zero’)
else:
print(’-’)
繰り返しになりますが「print(’0’)」と「print(’Zero’)」は同じコードブロックです。上記プログラムをIDLEのエディタに書いて実行してみてください。xに5が代入されているので、「+」と出力されたはずです。これはx < 0の条件式が満たされ(Trueとなり)、「print(’+’)」が実行されたからです。
このxに代入する値をいろいろ変えて動かしてみると、どの条件式がチェックされ、「if、elif、else」のどの処理が実行されたのかイメージできるはずです。