2015年7月1日 12:00
梅雨本番、知っておきたい布団ケア - 布団乾燥機編
ダニが死なずに冬を越してしまい、気温が上がる春先以降、一気に増殖してしまうおそれがあるのだ。さらに、ダニは「温度50℃以上で20分以上」という環境で死滅するともいわれているが、実は天日干し程度では、日の当たらない内部にダニが逃げ込んでしまうだけで、完全に死滅させることは難しい。
ダニやダニの死がい、フンをいくら駆除しても、布団内部に生き残っている限り、いたちごっこになってしまう。火元を断つためにも、現代の住環境では布団乾燥機を積極的に導入したいところだ。
○布団乾燥機って何をするためのもの?
現在発売されている布団乾燥機に共通した機能は、その名のとおり布団を乾燥させる機能に加えて、「ダニモード」などのダニ対策機能と、主に冬場の使用を想定した就寝前の温め機能。布団乾燥機能は、冬向けと夏向けのモードに分かれている場合が一般的で、夏モードは熱風を送った後に常温の風を送り、布団内の熱を冷ますため、運転時間が長くなる。ダニ対策は、ダニが死滅する50℃以上の高温設定で、100分前後の運転を行うパターンが主流だ。このほか、アタッチメントなどを用意して、靴乾燥などに対応するものもある。
また、布団乾燥機はマットレスの有無によって大別される。