くらし情報『音楽ストリーミングに真打ち「Apple Music」登場 - 音楽産業の救世主となれるか』

2015年7月6日 12:26

音楽ストリーミングに真打ち「Apple Music」登場 - 音楽産業の救世主となれるか

音楽ストリーミングに真打ち「Apple Music」登場 - 音楽産業の救世主となれるか
●Spotifyが変えた音楽産業
米Appleが6月30日(米国時間)に、音楽サービス「Apple Music」を日本を含む100カ国以上で開始した。日本では定額制ストリーミングサービスを開拓する存在だが、欧米ではSpotifyの成功によってストリーミング市場が急成長しており、Apple Musicは後発参入である。本稿ではSpotifyで音楽ストリーミングサービスの魅力や可能性を知り、真打ちと呼べるようなサービスの登場を待つ欧米ユーザーの視点でApple Musicをレビューする。

○Spotifyの成功で開けた音楽の未来

欧米における状況は、2001年に初代iPodが登場した時に似ている。すでにMP3プレーヤーはいくつも存在し、アーリーアダプターの支持で瞬く間に市場が形成されたものの、違法ダウンロードの影響を危ぶむ音楽産業の反発から伸び悩んでいた。そこにAppleがデジタルハブ構想と共にiPodを投入し、デジタル音楽を一気に普及させた。

今日の定額制ストリーミングサービスも音楽の未来を感じさせる一方で、デジタルダウンロードを置き換えるような存在にはなり得ていない。また一部のレコード会社やアーティストの反発にも直面しているのが現状だ。

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