2021年5月9日 15:03
松丸亮吾「謎解きを文化として残したい」“謎解きの日”制定で亡き母への思いも
と語る。
さらに、「ここに付随するもう1つの謎解きの強みは、勉強が苦手な子を勉強を好きにするきっかけとして、とても有効な手段であることが言えます。国語・算数・理科・社会、どれをとっても最初に知識のインプットがいりますよね。勉強って必ず何かハードルが設定されていて、そのハードルを越えられた人が頭を使う楽しさを分かるという、ちょっと振り落としの構造があったりするのがもったいないと思うんです。でも、謎解きは知識ではなくひらめきなので、勉強が苦手だなと自信をなくしていた子が自分の頭で考えて、先生に教わるわけでもなく、答えにたどり着いた瞬間、『僕って天才なんじゃないか』と自信を取り戻したのをたくさん見てきました。そういった意味でも、謎解きは“頭を使うことは怖いことじゃない、難しいことじゃない”というのを教える力を持っていると思うので、これから先、知識よりも発想が重視される時代に、より一層、謎解きを文化として残していきたいと思っています」と力説した。
また、最初に謎解きの日を迎えたのが「母の日」であることに運命を感じたという松丸。「僕が謎解きの活動を始めるきっかけになった人物が、実は母なんです。