2015年7月18日 17:25
あの自動変形機構を再現! 「PSYCHO-PASS」の特殊拳銃「ドミネーター」をCerevoが1/1スケールで開発
○部品点数は約100点
外観は、サイコパス製作委員会による3Dデータを基に作成。しかし実物へ落とし込むにあたり、「実際にどんな金具でパーツをつなぐのか、部品の厚みは何ミリなのかなど、自社で考えていく部分が多数あった」(岩佐氏)。電気を通すには課題もあったというが、製品化への作業は「家電スタートアップ企業として楽しい部分」という。
重量は、現段階では約800g程度。部品点数は、基板を除き100点弱。表面素材は樹脂を採用し、一部金属も取り入れる。100個以上のフルカラーLEDも搭載し、通常・変形・執行のモードに合わせて発光状態が変化する。バッテリはグリップ部分に内蔵され、駆動時間は調整中だが、「撮影イベントで日中使える程度」をターゲットとする。
○スクリーンから現実へ、「S2R」プロジェクト
「DOMINATOR MAXI」開発の背景として、Cerevoは自社で「S2R」というコンセプトを掲げている。これは「From screen to the real」の意味で、家電のテクノロジーを用い、アニメやゲーム、映画などの劇中アイテムを、可能な限り現実に再現させる取り組みとのこと。
代表取締役CEOの岩佐琢磨氏は、今回発表した「DOMINATOR MAXI」