2021年7月5日 17:17
神木隆之介&中村倫也ら『100ワニ』の新たな物語への思い 新場面写真も公開
昨年、社会現象を巻き起こした4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』(著:きくちゆうき)をアニメ映画化した『100日間生きたワニ』(7月9日公開)より、新たな場面写真が5日、公開された。
原作に込められたメッセージに強く共感し映画化を熱望した『カメラを止めるな!』の上田慎一郎氏と、妻でアニメーション監督としても活躍するふくだみゆき氏が夫婦で監督・脚本を務めた本作は、100日間のワニの日常と、そこから100日後、大切なものを失った仲間たちのその後の姿を描いた物語。
監督夫妻は、脚本開発中にコロナ禍に直面し、劇的に変わってしまった日常と価値観の変化に戸惑いながらもその気持ちを登場人物たちに重ね、新たに構成を練り直し、ワニの現れなかった“お花見の日から100日後”の、残された仲間たち、そして新たな登場人物であるカエルとの交流を描くことにより、より深いメッセージのこもった作品を作り上げた。
映画化にあたり新たな物語が付け加えられたことについて、主人公のワニを演じた神木隆之介は「僕はワニを演じ、ワニに共感する人なので、その後のことについては少し他人事のような気もしているのですが、倫くんや昴くんたちが、時間がある意味で止まってしまったところからどう向き合うのか、そしてその時間がまたどうやって溶けていくんだろうというのを楽しみにしています」