2015年8月14日 20:03
Raspberry Piで大人の自由研究:第5回 「いよいよMotionで動体検知開始、スズメは来るのか?」
海上:「Wi-Fiアダプタのドライバを読み込むとき、USBの省電力機構を無効化するようにしたんですよ」
I氏:「じゃあ、消費電力が増えると」
海上:「バッテリーのもちに大きく影響するほどではないです。たびたび通信が途切れるよりいいでしょ?」
○いよいよWEBカメラを接続
RaspbianをインストールしてUSB Wi-Fiアダプタの設定が完了すれば、あとはWEBカメラシステム「Motion」をインストールするだけ。Raspbianはdebian系のLinuxディストリビューションなので、apt-getコマンドを使えばかんたんにインストールできる。結論からいうと、以下の2行をSSHクライアントで実行すれば準備完了だ。
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install motion
念のため説明しておくと、1行目ではパッケージ情報が保管されているインデックスファイルを更新し、2行目でMotion本体および依存関係にあるパッケージ群をサーバからインストールしている。Motionは「ffmpeg」や「libav-tools」など映像系のプログラムに依存しているため、AにはBが必要で、Bをインストールしようと思ったらCが必要で、CにはDが必要で……といった事態に陥る。