2021年7月13日 19:00
妻夫木聡、中国映画の勢い「異次元すぎる」芸術を盛り上げる空気に学ぶところも
新しいことづくめで、日本にもこれだけお金があったらそういうことができるんだろうけど、国土の広さと人口の違いというのは、大きいんだろうなと思いました。
——関わったことによって、自分が俳優として目指したい像や考えが変わったりといったことはありましたか?
特に変わったことはなくて、期待していた通りのスケールだ、と思いました。韓国との合作映画に出演した時にも、やっぱり映画は国境を越えて人間を知ることができるとわかったし、映画で1つになれると感じていたので。今回も、みんな映画を絶対に舐めていないし面白いものを作るんだという気概を感じながら、お互い刺激し合うことができました。
○■リウ・ハオランから逆に日本を学ぶ
——共演された方々とは、どのようにコミュニケーションを取っていたんですか?
みんな色々な言葉で、しかも単語単語でやりとりをしていたので、話すというよりも、小学校低学年が友達と仲良くなるみたいな感じでした。バカなことやって「バカだ! わはは!」みたいな(笑)。ワン・バオチャンと、トニー・ジャーとは1回ゴルフに行ったんです。ワン・バオチャンはゴルフが大好きなんだけど、トニー・ジャーはあんまりやったことなくて。