2021年7月14日 10:00
錦戸亮、独立後初演技「すごく幸せ」 吉田大八監督がプロデューサー目線を称賛
なので、どういう思いというのはありませんが、応えたいという気持ちが一番大きかったです。
――監督とはどういうやりとりがありましたか?
錦戸:曲作りにおいて、書いたものを送り、「ここ違う言い回しできないかな」とか、そういうやりとりはけっこうありました。歌詞だけではなく、演奏面に関しても。
――精力的に音楽活動を続けられていますが、今回の作品に関わって改めて音楽活動のやりがいなど感じましたか?
錦戸:今回の曲は、完成するまでに3カ月くらい、めちゃめちゃ時間がかかりました。試行錯誤して、回り道して。全部作り終わったときに自分の曲を作ったら1日でできました(笑)。今回の経験があったから1日でできたのだと。意見を仰ぎながらやることはなかったので、すごくいい経験になりました。
――今回の経験によってアーティスト活動に変化はありそうですか?
錦戸:あればいいなという希望ですかね(笑)。もっと時間が経った時に、「あれがもしかしたらきっかけだったのかな」と思えるようなこれからを作っていけたらいいなと思います。
●求められていることを的確につかみ最大限の力を発揮
――吉田監督は、3年ぶりにタッグ組んで錦戸さんの魅力をどのように感じましたか?
吉田監督:演技そのものに楽しみがあるわけではなく、仕上がりを基準にしている感覚が、僕にとってはありがたい。