大貫勇輔、『北斗の拳』ミュージカル化でケンシロウ役「肉体表現を模索」中国公演も実施
俳優の大貫勇輔が、ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』で主演を務めることが16日、明らかになった。
原作:武論尊、漫画:原哲夫による大ヒット漫画のミュージカル化作する同作。二千年の歴史を誇る北斗神拳の伝承者となったケンシロウ(大貫勇輔)が、南斗孤鷲拳伝承者のシン(植原卓也・上田堪大/Wキャスト)に婚約者・ユリアを強奪され、胸に七つの傷を刻まれる。さらに世紀末覇者・拳王を名乗り、混沌とした世界を恐怖で支配しようとする兄・ラオウから世界に光を取り戻すべく救世主として立ち上がる。
海外のカンパニーと国際共同プロデュースを積極的に行ってきたホリプロが、今回初の中国企業との共同プロデュース。上海の演劇制作会社染空間 Ranspace社代表の梁一冰(リャン・イーピン)氏は、東野圭吾原作のオリジナルミュージカル『白夜行』を上海でプロデュースし大成功を収めた人物で、同社との舞台創作を通じ、相互の文化理解をさらに深め、日中双方の観客に共感を得られる作品を目指すという。
音楽はミュージカル『ジキル&ハイド』『スカーレット・ピンパーネル』『マタ・ハリ』など、日本・韓国ほか、世界中で大ヒット・ミュージカルを手がけるアメリカ人作曲家のフランク・ワイルドホーンが手掛ける。