2015年8月22日 08:00
海外モバイルトピックス (93) スワロフスキーで装飾した本気の女子スマホ「Sugar」に注目
それもそのはずで、Sugar2は本体の側面にスワロフスキーの人工ダイヤモンド、「ジルコニア」を136個配置しているのだ。すべてのジルコニアは同一方向を向くように装飾され、遠目から見ると光の輝きが一定方向を向くようにも計算されている。また背面は琥珀のような模様の仕上げで、樹脂製ならがも高級感を十二分に味わうことができる。製造は中国だが、安物という印象は全く感じられない。
その一方で機能は一般的なレベルに留まっている。しかしこれはSugarの狙いでもある。スマートフォンとは毎日持ち歩くアクセサリであり、写真を撮ったりメールを送受したり、ソーシャルサービスにアクセスできれば十分な存在と考えているのだ。凝った機能を乗せてそれを使ってもらうようなユーザーはSugarの製品のターゲットではない。
クリスタル系の輝きを持った製品を愛する女性のためのスマートフォン、それをSugarは目指しているのである。
製品は年1機種とスローペースで出しているが、それぞれの製品は2-3年は使ってもらえるように飽きの無いデザインとしている。さらには毎年同じようなモデルを出すのではなく、1年ごとにテイストを変えた製品を発売しているのだ。