2015年9月3日 07:00
キレイ・寄れる・ブレない - タムロン、フルサイズ用「SP」レンズを大幅リニューアル
に共通する特長として「開放から使える高い描写性能」「新しい映像表現を可能にする短い最短撮影距離」「高画素機で目立ちやすいブレを抑える大口径用手ブレ補正機構の搭載」の3点を挙げ、佐藤氏は「キレイ、寄れる、ブレない」と言い換えてみせた。
続いて、35mmと45mmという近い焦点距離のレンズを同時発表したことについて、以下の3つの理由を挙げた。
タムロンはこれまで標準域の単焦点レンズを開発してこなかった。そこで、基本に立ち返ろうと考えた
単焦点は標準域がほしいという要望が多かった
フルサイズ用として考えると広角好き、標準好きどちらのユーザーにも常用レンズとして選んでもらえる。APS-C機で使えば、35mmは54mmの標準レンズとして、45mmは72mmの中望遠ポートレートレンズとしておすすめできる
余談だが、質疑応答で千代田氏は、45mmという珍しい焦点距離について「50mmはすでに銘玉が数多く存在するが、他にないレンズの開発を目指しているタムロンとして、45mmのレンズを開発した」「開発者が45mm好き、というのもある」と、半分ネタのようなコメントも述べている。
また、開放絞り値をF1.4ではなくF1.8とした理由について、佐藤氏は以下のように述べた。