2015年9月9日 17:44
NTTコム、米テキサス州に2万5,000ラック相当のデータセンター建設を開始
RagingWire社は、電気設備、空調設備や通信設備などの構築・運用を自社で対応可能なライセンスを保有し、専門の主任技術者を多数擁していることから高品質な設備を低コストで顧客に提供することが可能という。
さらに、RagingWire社が開発したデータセンター設備管理システムであるN-Matrixを導入し、電力使用状況の監視や設備の冷却を自動管理するなど効率的な設備管理を実施する。加えて、電気空調コストを低減する外気冷房システムの導入、米国環境保護庁(EPA)が定める「ENERGY STAR」認定を受けた設備の採用などにより、低コスト運用を実現するとともに米国グリーンビルディング協議会の「LEED」認証に対応した環境に配慮したデータセンターとして位置づける。
さらに、クレジットカード業界のグローバルセキュリティ基準である「PCI DSS」、米国連邦情報セキュリティマネジメント法に基づく情報保護ガイドライン「FISMA」などに準拠し、SSAE16/ISAE3402による内部統制に関する有効性証明書の取得を予定している。そのほか、オンサイトスタッフによる各種マネージドサービスやリモートハンドサービスなど、安全かつ柔軟な運用サービスを提供。