くらし情報『エアバス、A350-1000初号機組み立てへ--初飛行は2016年・引き渡しは2017年』

2015年9月26日 09:44

エアバス、A350-1000初号機組み立てへ--初飛行は2016年・引き渡しは2017年

エアバス、A350-1000初号機組み立てへ--初飛行は2016年・引き渡しは2017年
エアバスは現地時間の9月25日、A350-1000型機初号機における主要部品の組立作業を独ハンブルクと仏サン=ナゼールで開始したことを発表した。

前方の胴体部分はプレミアム・エアロテックで組み立てられ、その後、エアバスのハンブルク工場へと配送される。機首はステリア・エアロスペースで組み立てられた後に、エアバスのサン=ナゼール工場へと送られる。これらの部品はサン=ナゼール工場で結合され、大型輸送機「ベルーガ」によって最終組立ラインがあるトゥールーズへと運ばれる。

主翼の製造は8月からブロートン工場で開始し、最終組立は2016年初頭に始まり、初飛行は2016年後半を予定している。なお、初号機の引き渡しは2017年半ばを予定している。

A350-1000はA350 XWBファミリーの中で最長となる約74m。座席数はメーカー標準仕様で3クラス366席で、航続距離は約8,000海里、エンジンはロールス・ロイス製トレントXWB-97を搭載する。
現在、A350 XWBは40顧客から782機を受注しており、このうち、A350-1000は9顧客が169機を確定発注している。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.