くらし情報『東京都・金剛院で「スローカロリー寺子屋」開催--体に優しい糖の摂取法とは』

2015年9月29日 09:41

東京都・金剛院で「スローカロリー寺子屋」開催--体に優しい糖の摂取法とは

「ザラメ糖」「黒糖」など、いろいろな種類の砂糖を料理などで使い分けているのは、日本だけだという。「日本では和食にも砂糖をよく使うが、他国の料理ではまれ。日本人は砂糖の良さを知り尽くしている」という。

○「量」だけでなく「質」に注目

甘いものにあふれた日本では、砂糖の消費量は増えているのではないかと思われるが「砂糖の消費量は年々減っています。1970年を基準に考えれば60%ほどの使用量まで下がっています」と、意外にも砂糖の消費量は減っていると奥野氏は話す。

しかし、糖尿病とその予備軍とされる人は年々増えており、砂糖を減らしても健康にはつながっていないという。現代の大まかな傾向として、男性は肥満、女性は低栄養(やせすぎ)の傾向が見られる。低栄養の女性が妊娠した場合、子どもも低体重児になりやすい。
そして、低体重児は将来の生活習慣病のリスクが10倍にもなるとも言われている。

また、糖質に関する誤った考え方も危険視されている。例えば近年、「糖質制限ダイエット」などがはやっているが、きちんと管理されていない状況での糖質制限はインスリンが分泌されなくなるなど、体に大きな負担がかかってしまう。人間の主なエネルギー源はブドウ糖だが、脳だけで一日にブドウ糖を120g消費しているとする研究報告もある。

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