2015年10月6日 09:51
Twitter、共同創業者のジャック・ドーシー氏が新CEOに就任
Twitterの暫定CEOを務めていたJack Dorsey氏が同社の新CEO(最高経営責任者)に就任した。Dorsey氏が同氏のTwitterアカウントで発表したもので、Twitterが米国証券取引所(SEC)に提出した書類によると30日(米国時間)に取締役会が承認した。Dorsey氏は取締役会会長を退任。TwitterはAdam Bain氏をCOO(最高執行責任者)に任命しており、Dorsey氏とBain氏は取締役会の再編に取り組む。
2013年11月に株式上場を果たしたTwitterは、広告収入こそ順調に伸ばしていたものの、アクティブユーザー数が伸び悩んでいた。減速感が強まる中で今年6月に前CEOのDick Costolo氏が辞任。共同創業者の1人であるDorsey氏を暫定CEOに据えて後任を探していた。
当初は新規株式公開(IPO)を目指すペイメントサービスSquareのトップであるDorsey氏が新CEOに任命される可能性は低いとの見方が広まっていたが、同氏の考えを支持する大株主が現れたことで風向きが変わった。
Dorsey氏は今後、TwitterとSquareのCEOを兼務するという。