2~30人いるようなライブの平場でも一番目立とうと頑張ってたんで。
なかむら:頑張るやろ、そら(笑)。
京極:そういうところが良くて(笑)。あと、前の相方に無い部分を持ってたんで。前は、感覚的に「僕が引っ張って売れていかな」って感じだったんです。
なかむら:それ、(京極が)「働いてる」んよな。
京極:そう、ちょっと「働いてる」んすよね。仕事感覚になっちゃうんで(笑)。
なかむら:「働きたくない」が強いからな。働けや(笑)。
京極:そういうのが向いてる人もいるんですけど、僕はちょっと……雑な言い方したら退屈というか。僕の脳みその限界値=コンビの限界値になっちゃうのが嫌で、変なことをしてくれた方が楽しいのでこっち(なかむら)に魅力を感じました。
――なかむらさんは、引っ張ってくれるタイプということですか?
なかむら:いえ、全然引っ張るタイプではないです。
京極:提案をいっぱいしてくれます。
――二人の才能が掛け合わさることで、限界値を超えられそうというか……。
京極:え~、才能が掛け合わさって……そうですね。
なかむら:なーんで繰り返すねん(笑)。そうですね。
――京極さんは前のコンビで上京していたので、声をかけたタイミングではなかむらさんは大阪にいたんですよね。