2021年10月19日 11:00
木村昴「真面目は最強」 声優道を突き進んだ結果…マルチな活動に喜び
と覚悟したが、「不思議なことに、声優というひとつの道に一生懸命に打ち込んだ結果、諦めたはずの3つのことにも今は挑戦できている。声優業が諦めていた道につながっていたと思うとたまらなくうれしいです」と喜びを噛み締める。
「いろいろなことをやらせていただいていますが、すべては声優業に生きるはずだと思ってやっています」と今の思いを口にした木村は、「真面目は最強」と目の前の仕事にひたむきに向き合ってきた。常に心に刻んでいるのは「誰かを失望させるようなことはしてはいけない」とキッパリと語る。
「『ドラえもん』のオーディションに受かったときに、覚悟したことがあって。例えば僕が赤信号を渡ってしまったとして、それを子供たちが見たらガッカリしますよね。未成年での飲酒や喫煙は当然、スキャンダルなど、もし僕がなにかをしでかしてしまったら、作品に関わっている方に迷惑をかけてしまったり、失望をする人がたくさんいるんだと14歳にして覚悟しました。それに僕は楽しいことや笑ってくれることが好きなので、誰かが嫌な思いや悲しい顔をするようなことはしたくないんです」と国民的キャラクターを背負う上では、並々ならぬ決意があった様子。