くらし情報『山田祥平のニュース羅針盤 (51) モノを売る前に、知識を売る - ヤマダ電機新店舗「Concept LABI TOKYO」の戦略』

2015年10月30日 20:57

山田祥平のニュース羅針盤 (51) モノを売る前に、知識を売る - ヤマダ電機新店舗「Concept LABI TOKYO」の戦略

もちろんそれらは商品として値札もついている。

だが、そのスペースでは、インテルが今もっとも強くアピールしているセンシフィケーションが訴求されている。つまるところは3DカメラRealSenseがもたらす新しいPCとの対話がそこで体験できるようになっている。そして、その最先端テクノロジーに興味を持った客は、納得のいくまで話をきき、新しい体験をしたうえで、搭載機の売り場に誘導されたり、その目の前の実機と同じ商品を購入するという段取りだ。その最先端テクノロジーのデモンストレーションのためにインテル側からは専門のスタッフが常駐するともいう。そして、期間を区切って訴求ポイントを衣替えし、年間を通してインテルの今が体験できるようにしていくもくろみだ。

つまり、ここは、単なる量販店舗の売り場ではなく、いってみれば、展示会のブースとして機能しているともいえる。また、マイクロソフトも同様のスペースを展開している。
マイクロソフトはSurfaceや周辺機器などのエンドユーザー製品を提供していて、専門コーナーもあるが、それとは別に自社ゾーンを担当し、Windows 10をアピールしていた。当然、そのスペースには、Surfaceのみならず、OEM各社の製品が並んでいる。

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