2021年11月19日 19:00
宇野結也、役者生活5年で憧れの作品に…常に攻めの姿勢でオーディションも「楽しい」
と、決まった時はすごく嬉しい気持ちでした。
今改めて作品に触れると、メッセージ性の受け取り方が違ったりもして、それもすごく楽しいです。自分もそれなりに大人になって、当時はそこまで感情移入しきれなかったキャラにも目が行くようになり、御子柴の葛藤や優しさにすごく感動したり。川藤についても、稽古をしながら「教えるというより、飛び込む勇気を持たせる、余白がある教育をしてるのかな」という話にもなり、そういうところもすごくいい作品だなと思います。
――川藤って、24歳なんですよね。今考えるとすごく若いなと…。
そうなんですよね。だから、ちょっと未熟な部分もあったりする。
でも不安定な部分や弱い部分がある方が支えたくなったりもして、そこが川藤、そして『ROOKIES』の魅力なのかもしれません。
――オーディションの話も出てきましたが、積極的に受けられていたりするんですか?
オーディション、好きなんです。この仕事を始めた理由も、自分を試したいというか、怖いもの見たさというところがありました。実は役者になるか海外に行くか悩んでいた時期があって、でも難しいと言われる世界だからこそ自分の目で確かめてみたいと、こちらを選んだんです。