2021年11月25日 19:00
嵐、とがったトライから国民的スターに…堤幸彦監督が見た「独特の立ち位置」
あれはもう、見れた角度の人しか「キャー!」と言えないわけだから、すごく面白い現象だなと思うんです。今回こういった形ですくうことができて、その時、その瞬間のメンバーたちの一瞬の触れ合いみたいなものが、全国規模の映画でちゃんと披露できるようになったのは、本当にうれしい限りです。
——やっぱり今回のような台数がないと、ちゃんと捉えることは難しいですか?
125台ありますから。でも、僕の中ではまだ足りない感じです。300台ぐらいあると、言うことない。その代わり、300台あったらまだ編集してると思います(笑)
——公開までに2年かかったというのは、編集の時間だったんですか? タイミング的なものだったんですか?
どこでこの作品をオープンすべきなのかというのは、彼らが相談した結果だと思います。ドルビーシネマ先行公開日の11月3日というのは、嵐のデビュー記念日で非常に象徴的な日ですし、いみじくも実は私の誕生日でもあって……そんなことはどうでもいいんだけど(笑)。ちょっと泣いちゃうんじゃないかなあ。
(※取材は9月)
——活動休止が発表されたタイミングでのライブを任されることに対しては、何か思うところはありましたか?
そこはあまり意識していなかったです。