くらし情報『10周年を迎えたレノボ・ジャパン、ICTを超えた「共創」を目指す - ThinkPadが歩んだ歴史を振り返る』

2015年11月12日 18:25

10周年を迎えたレノボ・ジャパン、ICTを超えた「共創」を目指す - ThinkPadが歩んだ歴史を振り返る

内藤氏は、ThinkPadの歴史を5つの世代に分けて紹介した。ブランド創世記である1992~1999年は、初代「ThinkPad 700C」を発表。多くの反響があり、ブランドとして好調なスタートを切った。しかし、ある時オーストラリアのユーザーからひどい壊れ方のPCが戻ってきたという。これを見たチームメンバー全員が愕然としたそうだ。当時70万円ほどの製品で、開発チームの中では「当然、大切に扱われるはず」という意識があった。しかし、これを機に「ユーザーがどのような使い方をしても、ストレスなく使用できる製品でなければならない」と意識を改め、「その後から、どこまでやったら壊れるか、PCの限界をテストするようになった」と語った。この出来事から、「製品ではなく使用しているPCの向こうにいるユーザーを見て開発する」といった考えを持つようになったという。


ブランドとして順調な滑り出しを遂げたThinkPadだが、第2世代となる2002~2004年は、苦しい時期だったと振り返った。多種多様なラインアップを取り揃えたThinkPadだが、当時のIBM会長にThinkPadの新機種を渡した時、「機種ごとにスイッチの位置が違う」

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