2015年11月12日 18:25
10周年を迎えたレノボ・ジャパン、ICTを超えた「共創」を目指す - ThinkPadが歩んだ歴史を振り返る
今後もこのミッションは変わらない」と話した。
しかし、「これだけテクノロジーが進化した現在でも、コンピューティングパワーにサポートされている時間は、1日のうちのごくわずかだ。真のデジタルライフやデジタルワークは実現していないのでは」と述べた。
この、IT活用力が落ちている現状の日本を受け、同社が次のミッションとして掲げるのが「DREAM(Digital Revolution for Empowering All Mankind)」構想だ。これは、2020年に向けて、すべての人がコンピューティングパワーの恩恵を受けられる環境を作っていくというものだ。
そのキーワードとして「共生」と挙げ 、自治体や他業界、スタートアップなどとICTの枠を超えた「モノ・コトづくり」を推進していく考えを発表した。例えば、海の家「Lenovo House@由比ヶ浜」や、ハロウィンイベント「SHIBUYA HALLOWEEN」など、マーケティング施策として始めたプロジェクトが、結果的に地域活性化や都市プロジェクトに繋がるなど、具体的な事例ができつつある。今後もさまざまな活動に協賛しつつ、パーソナルコンピューティングの普及に努めていくと展望を語った。