2021年12月2日 06:00
後藤真希、自然体でいられるように モー娘。時代の自分にツッコミも「もうちょっと愛想あっても(笑)」
――人に対して壁を作らないように、というのは意識して変えたのでしょうか?
出産を経験したことが大きいと思います。出産したことによって、自分を自分で囲わないようになれた。そして、いろんな人と関わりを持つようになるなど、ちょっとずつ変わったような気がします。以前は、自分では作っているつもりはなくてもいつの間にか壁を作ってしまって、とっつきにくそうな人だと思われがちで。そういうのを取っ払えたのは、今回のいい作品につながっているのかなと思います。
――今はお仕事においても自然体でできているんですね。
そうですね。本当にいつもこのまんまです(笑)
●楽しい時だけ笑っていた過去「ネタにされ“笑わん姫”を(笑)」
――今、お話を伺っていても柔らかい印象で、モーニング娘。
時代の印象とは違うなと感じました。
仲いい人にはずっと変わらずこのままなんですけど、デビューした頃はキャラクターの位置づけ的なものもあったと思います。みんなから好かれそうな笑顔ニコニコのアイドルとか、人それぞれあって、私は大人っぽいキャラクターであまり笑わなくていい感じでした。
――確かにクールな印象がありました。
私自身、自分が楽しいと思った時だけ笑う人で、そのままの感じで表に出ていました。