2015年11月20日 15:18
高くてもいいモノが売れる兆し - BCN、クロモノ家電と年末商戦の動向
全体構成比で見れば、軽量ノートパソコンはまだ10%弱といったところだが、潜在的なニーズは高い。
好調な市場は、それぞれ「4K」「全録」「軽量」「ハイレゾ」がキーワードとなっており、高付加価値モデルが売り上げを底上げしているのがわかる。こうした高付加価値の製品が手ごろな価格になってきたために、売り上げが伸びているわけだ。全体としてみれば、高級モデルに人気が集まっているということは、デジタル家電は高くても理由があれば売れる余地がある、ということでもある。このことから、「年末商戦では価格と付加価値のバランスがとれた、ワンランク上のデジタル家電が目玉になるのではないか」という分析結果だった。
消費者心理としても、単に安いだけのものを買うより、一芸に秀でたもののほうが購入意欲もわく。高画質やハイレゾといったわかりやすい機能面での付加価値だけでなく、デザイン、素材などの価値を加えてくることも考えられる。各メーカーにも、こうした市場動向をうまく捕らえて、商機を逃さず魅力的な新製品を投入してもらいたい。
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