2021年12月8日 04:00
片岡愛之助、今年の漢字は“生”「より良いものを生み出すきっかけに」
――今年一年を漢字一文字で表現するとしたら、どんな漢字になりますか? その一文字を選んだ理由と併せて聞かせください。
私が選んだ漢字は「生」です。この度、12月8日から12年ぶりにJCBオリジナルシリーズがリニューアルします。タッチ決済機能やカード番号が裏面化されたことによる安心感、デザインも一新されて、利便性や安全性が備わり、「生」まれ変わることから、この漢字にしました。そして、先日まで私が出演していた歌舞伎『GOEMON 石川五右衛門』ですが、コロナ禍によってこれまでの演出ができなくなってしまった箇所が多々ありました。ただ、その中でもよりお客様に満足してもらえる公演を模索していった中、これまでと違った感動のラストシーンが「生」まれ、作品を進化させることができました。いろいろと制限の多い世の中ですが、考え方ひとつで、新しいより良いものを生み出すきっかけとなったことも、この漢字を選んだ理由です。
――CMのコピー「いい大人は、この一枚。」にちなんで、“いい大人“についてのエピソードをお聞かせください。
私の友人で、少し先輩の方のお話ですが、仕事はもちろん全力でやりますけど、遊びも全力でやるという方で、オンとオフのスイッチがパチンと切り替わるというか。