くらし情報『日本酒を仕入原価で提供! 3000円で呑み比べ! 変わる日本酒事情』

2015年12月16日 11:45

日本酒を仕入原価で提供! 3000円で呑み比べ! 変わる日本酒事情

こうした取り組みは酒造りの側からだけではない。酒販店や飲食店においても、日本酒との新たな出会いや楽しみを目指し新たな業態や展開をみせている。

●日本酒飲み放題! 原価で提供! 日本酒との出会いの場を
○日本酒を仕入原価で提供!

11月に御徒町(東京都台東区)に日本酒を仕入原価で提供する「日本酒原価酒蔵 上野御徒町店」がオープンした。新橋に1号店を開いたのが4月。「入館料」として880円が必要だが、日本酒はすべて仕入原価で提供される。一合瓶に小分けされた日本酒の価格は一升瓶銘柄ならちょうど1/10の価格だ。

運営するクリエイティブプレイスの中村 雄斗社長は「日本酒一合で1,000円もするなんて利益のとりすぎ。これが日本酒の敷居の高さにもなっている。
日本酒を仕入原価で提供することで日本酒にふれる機会を広げ、世界に誇る文化としての日本酒の価値を伝えていきたい」と意気込みを語る。

4月にオープンした新橋店では半年ほどで45%ものリピート客を得て、売上も安定しているという。新橋という土地柄、客層は男性サラリーマンが多いが、その中でも「20代後半から30代の女性も3割以上、リピーターの女性が上司を連れてきたりもする(同店店長)」

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