私立恵比寿中学の柏木ひなた、女優業への挑戦とアイドルとしての覚悟「8人で紅白歌合戦に」 - 映画『偉大なる、しゅららぼん』 (1) 撮影現場を経て痛感した「メンバーだから安心できているということ」
撮影現場ではたくさんの人が周りにいますが、自分よりも年齢が上で、しゃべったこともないような方ばかりでしたので、緊張しました。でも、お兄さん役の渡辺大さんは一緒にいる時間も長かったので、いっぱいお話しました。最初にお会いしたときは、ちょっと怖いイメージだったんですけど(笑)。お話しするととっても優しい方で、本当にお兄さんのような感じでした。
――「棗潮音」という役はどのように演じましたか。
静かでおとなしい役で、私はそういう女の子ではなくて正反対の性格なので、心を落ち着かせて撮影に臨みました。普段の私は…本当に騒がしいです(笑)。声がすごく通って、大きいのでメンバーと話している時も、自分で静かにしゃべってるつもりなんですけど、うるさいと言われることも度々あります。
――そういえば、私立恵比寿中学に小林歌穂さんと中山莉子さんの2人の新メンバーが加入しましたね。それまで最年少だった柏木さんにとって初めての後輩です。
そうですね。ほかのみんなはメンバーが入ってくることを経験しているから、どういう感じなのか分かっていると思うんです。でも、私は初めての経験で最初は不安でしたが、入ってくる2人のほうがもっと不安だと思って。