2015年12月29日 12:00
山田祥平のニュース羅針盤 (57) 【番外編】今年買わなかったもの
スマホに限らず、パソコンなどでもハイエンド製品を選ぶことは多い。もちろん最新の技術を体験したいというのもあるが、結果として長期にわたって実用的に使えるのでお得な面もあるのだ。もし、ミッドレンジの端末だったら、2年目の使用感は格段に落ちるにちがいない。
○誰がどうトクをするか?
さて、この端末、2年前の購入以来、24カ月にわたってドコモの月々サポートとして1,780円/月が戻ってきていた。普通は、それが分割支払い金と相殺されるといったことで、端末の「実質料金」が決まるわけだ。ぼくの場合は、一括支払いで購入しているので、単純に月々サポート適用額は通信費からの減額となっていた。
この「実質料金」というシステムが、端末代とサービス代の区分けをややこしくして価格を不透明にしているといった論調もあるが、普通に利用内訳をチェックすれば、何にいくらかかっているのかは一目瞭然なので、そんなに大騒ぎするほどのことなのかとも思う。どっちにしても、24カ月経過で、この月々サポート適用がなくなり、ぼくの場合は、しっかりと支払い額が増えてしまう。
ドコモに貸していたカネが完済されたということなので当たり前のことなのだが、普通ならこれで機種変更のモチベーションが上がることになるのだろう。