2015年12月30日 08:00
TPPでどう変わる!? 外国人に聞いた、日本で「高い」商品・「安い」商品
(マレーシア/31歳/女性)
「野菜と魚が安いです。母国には海が無いのと、野菜農家が非常に少ないことが原因かも知れません」(モンゴル/39歳/女性)
○総評
外国人の方々が、日本で「高い!」と感じるのは、やはり「果物」「野菜」「乳製品」などの農畜産物だった。日本の農畜産物の価格が高いことは、TPP交渉を報じるニュースなどを通じても分かっていたつもりだが、やはり外国から日本に来た人々にとっては、その高さがより実感されるのだろう。
逆に外国人の方々が「安い!」と感じるのは、電化製品や車など、日本が得意とする工業製品が多いようだ。そのほか「安い!」と感じるのは、「バナナ」「100円ショップの商品」など、日本人もその安さの恩恵にあずかっている商品などだった。ただし、内陸で海がなく農地も少ないモンゴルの方にとっては、日本の野菜と魚が安く感じられるなど、各国それぞれの事情も反映されている。TPPによって、農産物の価格はどうなっていくのか。安くなれば確かに消費者にとって恩恵があるが、農畜品を生産する農畜産家の経営・収入はどうなるのか? 「食糧安全保障」の観点からも、政府の政策を注意深く見守っていく必要がありそうだ。
(※本文と写真は関係ありません)
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