2016年1月7日 12:38
東京都のエコ支援制度 - 光熱費を節約して助成金もゲット!
しかし、「緑化は水道代がかかる」という人もいるかもしれません。では、水道水ではなく、風呂の残り湯や貯めた雨水を利用する方法はどうでしょう。例えば東京都品川区では「雨水利用タンク設置助成」を実施しています。これは、雨水タンク本体、および雨水タンク設置工事費の助成をしてくれるというもの。助成金額は雨水タンク本体価格と雨水タンク設置工事費を合わせた額の1/2(上限5万円、雨水タンク設置工事費は上限1万5,000円)です。
ためた雨水を庭やベランダでの家庭菜園に利用すると、食費も少し助かり、食育にも繋がり一石二鳥。雨水の利用は緑化に限らず、夏場の打ち水に使うと電気代の節約にも繋がります。遊び盛りの子どもがいる家庭では、泥遊びしたときの下洗いとしてもOK。
その他、災害時などの水の確保にも利用できそうです。一石二鳥にも三鳥にもなりそうな雨水タンク支援制度は東京都の場合は大田区、世田谷区、北区、板橋区、葛飾区、小金井市で実施しています。自治体ごとに条件や助成額が異なるので、早速各自治体に確認してみましょう。
○著者プロフィール
武田明日香
エフピーウーマン所属ファイナンシャル・プランナー
南山大学経済学部卒業後、大手印刷会社に入社。