くらし情報『東京都は混浴NGだけど神奈川県はOK? 知っておくべき混浴温泉の魅力とマナー』

2016年1月13日 10:30

東京都は混浴NGだけど神奈川県はOK? 知っておくべき混浴温泉の魅力とマナー

東京都は混浴NGだけど神奈川県はOK? 知っておくべき混浴温泉の魅力とマナー
●混浴があるのは伝統の印! 全国の魅力的な混浴温泉とその楽しみ方
最近、「若い女性に混浴が人気」などという記事をよく見かけるが、実際は混浴に入るのをためらって、女性専用風呂へと向かう人は少なくない。そこで今回、温泉文化のひとつである混浴を楽しむために知っておくべきことをその魅力とともに紹介したい。

○混浴は新設できない

「混浴の魅力」とはなんだろうか。「自然との一体感」や「土地の人とのコミュニケーション」を挙げる人は多いが、混浴は「異文化体験」のようなものだと筆者は思っている。男も女も老いも若きも一緒に同じ湯船に入る混浴は、都会で育った人間にとっては「へえ~、日本には混浴っていうおおらかな文化があるんだなぁ」と、結構びっくりするものである。

かつて温泉地が湯治場として機能していた時代は、老夫婦がもう一方を介護するのに混浴は当たり前だった。現代では貸切風呂・家族風呂がこれに代わりつつある。今でも歴史ある温泉地では混浴風呂が残っているが、現行の「旅館業法」(昭和23年(1948)施行)では原則として浴室は男女別に設けることが義務づけられており、混浴が認められるのは例外の場合のみ。


山奥の不便な場所にあるなど土地の状況によってやむを得ない場合は特例扱いとなるが、「保健所の立ち入り検査では、"混浴"というだけで減点される」

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