2016年1月14日 11:50
インテルがウェアラブル戦略を語る - ウェアラブルEXPO基調講演
ニューバランスは、3D画像の取得が可能なインテルリアルセンスカメラで迅速に顧客の足形を取得し、カスタムメイドミッドソールの靴が注文できるようになるという。
インテルがウェアラブル用として提供する製品がCurieで、非常に小さなチップながら、多くの機能を備えているSoCだ。優れた省電力性能によって、魅力的なウェアラブル製品を作るために、インテルがテクノロジーの下支えをすると述べる。
CurieにはBLE(Bluetooth Low Energy)や、加速度・ジャイロセンサー、電源管理機構に加えて、DSP駆動型のセンサーハブを用意している。これにより、センサーからの入力に基づいた行動が可能だ。これらのパターンはプログラマブル、かつ低消費電力で活用できることが特徴なので、スポーツアプリケーションに向いている。
ソフトウェアプラットフォームでは、IQと呼ばれる一連の技術を搭載。たとえばIdentify IQは安全な認証基盤として利用できるので、車や家の鍵としてスマートデバイスを利用可能となる。
Qurie活用として、こちらもCESでの事例を紹介した。ファッションブランドのChromatと共同開発したAdrenaline Dressは、3Dプリンタで作られたパネルを搭載し、装着者の汗や体温などの情報を取得してパネルが可動。