2016年1月28日 14:21
HPE、リソースが組み換え可能なハイブリッド・インフラ向け基盤「Synergy」
「現在のITでは、従来型と新しいクラウド型アプリケーションの両方を運用することが求められている。サイロ化された2つのインフラがIT運用をより複雑にする中で、『可変的リソースプール』『ユニファイドAPI』『ソフトウェア・デファインド・インテリジェンス』という3つの特徴を持つコンポーザブル・インフラストラクチャは、今後の企業にとって必要不可欠な存在となるだろう」
さらに、従来の物理・仮想環境は需要予測から余剰リソースを持つ必要があり、同時にシステムの増設コストや管理の複雑性増加といった、非効率なリソース配備が見受けられることを指摘。しかし、リソースプールを自由に変更できるコンポーザブル・インフラストラクチャであれば、あらゆるアプリケーション稼働に必要なリソースをすぐに確保し、余剰・遊休リソースの排除が可能になるという。
発表会の後半では、日本ヒューレット・パッカード サーバー製品統括本部 サーバー製品本部 本部長の中井大士氏が、新製品に関する解説を行った。
「コンポーザブル・インフラストラクチャはあらゆるサービスを統合し、クラウド型の運用をオンプレミス環境で実現できる」と同氏。運用管理やリソース展開を共通化し、シームレスなハイブリッド環境への移行を支援するという。