2016年2月4日 19:46
朝食なしで脳出血は36%、脳卒中は18%発症リスクが増加 - 国立がん研発表
その結果、週に0~2回摂取する群の発症リスクは、毎日摂取する群と比較して、脳卒中と虚血性心疾患を合わせた循環器疾患で14%、脳卒中全体で18%、脳出血で36%も高くなっていたという。一方で、くも膜下出血や脳梗塞、虚血性心疾患については、朝食の回数との関連が確認できなかった。
同センターは、「本研究は、世界で初めて朝食欠食により脳出血のリスクが上昇する可能性を示したコホート研究です。これまで朝食をとることの重要性がさまざまな報告で指摘されてきましたが、今回の結果はそれを支持するものとなります」と、研究の意義を説明。
そのうえで、これまでの報告も踏まえて「朝食を欠食することで朝の血圧が上昇し、毎日朝食を摂取する人に比べて脳出血のリスクが高くなっていた可能性が考えられます」としている。
※写真と本文は関係ありません
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