くらし情報『宅配物、駅などで好きな時間に受け取り可能 - ヤマト運輸が新事業発表』

2016年2月8日 18:00

宅配物、駅などで好きな時間に受け取り可能 - ヤマト運輸が新事業発表

○都内では試験運用が開始

実は同社では、練馬区内の地下鉄駅構内などで宅配ロッカーの事業を試験的に実施している。実施場所は、東京メトロの「小竹向原駅」「氷川台駅」「平和台駅」など6カ所だ。同社の会員サービスを利用し、荷物が配達される前、もしくは再配達前に、ロッカーでの受け取りを選択すると、メールで「ロッカー解鍵用パスワード」が送られてくる。そのパスワードをロッカーのタッチパネルに入力すると扉が開き、荷物を取りだせるという仕組みだ。今後の事業展開においても、同様の運用を検討しているという。

しかし、今後のロッカー設置場所は「公共性の高い場所」としながらも、地域・場所を含め未定。目標設置台数も「社内では共有しているが公表していない」という。しかし、「ロッカーのニーズが高いと思われるエリアに設置していく」とのことだった。


またこの事業では、同社以外の宅配事業者の利用も想定しているという。担当者は「さまざまな企業がさまざまに宅配ロッカーを設置するのは、利用者も混乱するし、非効率。できれば他社にも利用してもらい、業界全体の効率化を図りたい」と話した。

国内ではほかにも、楽天や西友、それにイオンなどが、自社で扱っている商品について、受け取りが行えるロッカーの設置を始めている。

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