2016年3月3日 19:33
EMC、オールフラッシュストレージ2機種と共有ストレージを発表
PCIe Gen3を通じて各ノードに接続し、NVMeテクノロジーを活用することでPCIアタッチフラッシュのパフォーマンスを実現。同時に、コンピューティング環境から分離したスタンドアロンアプライアンスとして、共有ストレージのメリットも提供し、平均100μsのレイテンシ、100GB/sのスループット、最大1000万IOPSを実現するという。
EMC アジア太平洋地域および日本 DSSD部門 セールス&事業開発 ディレクターのマイケル・レオン氏は「開発に5年を要したNVMe(Non-Volatile Memory Express)共有ストレージシステムだ。36枚のフラッシュモジュールを備えているが、SSDではなく、ホットスワップをするためだ。また、管理はモジュール単位ではなく、1万8000個のNANDチップ単位で管理しており、高度なパフォーマンスを可能としている。容量は36TB、72TB、144TBを揃え、デュアルポートPCIe Gen3×4で接続する」と新製品の特徴を訴えた。
また、独自のアルゴリズムであるスペースタイムガベージコレクションでホットスポットとコールドスポットを識別するほか、NANDチップの劣化を判断し、コントロールを行うフラッシュフィジックスコントロールや独自技術により可用性を高めたRAID 6技術「Cubic RAID」