くらし情報『NECなど、広域ネットワークで安定した通信環境を提供するSDNの基盤技術確立』

2016年3月11日 08:30

NECなど、広域ネットワークで安定した通信環境を提供するSDNの基盤技術確立

NECなど、広域ネットワークで安定した通信環境を提供するSDNの基盤技術確立
NECとNTT、NTTコミュニケーションズ、富士通、日立製作所の5社は3月10日、アプリケーションが必要とする品質や利用状況に応じ、広域ネットワーク上の資源を動的に確保するSDN(Software-Defined Network:ソフトウェア定義型ネットワーク)の基盤技術を確立したと発表した。

同技術は5社共同で広域ネットワークインフラの総合的なSDN化を目指す研究開発プロジェクト「Open Innovation over Network Platform」を、総務省の「ネットワーク仮想化技術の研究開発」の委託研究として実施した成果であり、同技術の確立は世界初だといい、広域環境において検証も行った。

同技術により、複数の通信事業者やサービス・プラットフォーム事業者にまたがるマルチレイヤ・マルチドメインのネットワーク上に、さまざまなアプリケーションの品質要件を満たす広域な仮想ネットワークを要求に応じて構築したり、ユーザの利用状況の変化(アプリケーションの変更、利用者増加など)に対し、動的に資源を用意することで品質劣化を防止する安定したネットワーク環境の提供が可能になるという。

今回、開発した技術は共通制御フレームワーク技術とマルチレイヤ・マルチドメイン統合制御技術、仮想化対応SDNノード技術の3つ。

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