なおこのネット予約割引を使えば、東京から金沢まで、JR東日本・JR西日本ともに通常期で1万2,700円となる。普通に駅のみどりの窓口や指定席券売機できっぷを買った場合は1万4,120円だ。
JR西日本は、同様のネット予約割引サービスを山陽新幹線や九州新幹線でも行っている。JR九州では、インターネット限定きっぷとして「九州ネットきっぷ」を販売している。博多から鹿児島中央まで、駅の窓口できっぷを買えば1万450円のところ、7日前までの購入で7,710円となる。また新大阪方面へは14日前まで予約ができる「スーパー早特きっぷ」がある。
○専用カードが必要な東海道新幹線のネット予約割引
東海道・山陽新幹線には専用のクレジットカードときっぷ代わりのICカードを組み合わせて使用するネット予約システム「エクスプレス予約」がある。一般には、「EX-ICサービス」が知られており、新幹線発車4分前まで予約が可能で、普通のきっぷよりも安いことが特徴だ。
東京から新大阪までは普通のきっぷで1万4,450円のところ、EX-ICサービスでは1万3,370円となる。
だが、エクスプレス予約には早期予約の商品もあり、指定された時間帯の列車ならもっと安く乗ることができる。