2016年4月2日 12:00
森川葵・二十歳、"支配"される女優業に夢中「育ててもらっている」
周りにカメラがあって、撮られているのも分かっているんだけど、でもカメラが見えなくなって、そこで本当に生活しているような、そこに実際にいる人物のようになる瞬間がある。自分とは違う記憶が入ってきて、別のものに支配されている感じなんです。ちょっと気持ち悪いけど、おもしろい不思議な感覚ですね。
――今回の『ドロメ』の小春のようにおとなしい女の子から、嫌な女の子、不思議な子、二重人格などいろんな役を演じられてきました。森川さん自身はどんな性格ですか?
今回の『ドロメ』で演じた小春に近いと思います。引っ込み思案だし、あまり人と交流を持とうとしないし。仲良しの友達さえいればいいみたいな。
――5人きょうだいと伺っていますが、ご実家はにぎやかだったのでは?
はい。
ワーワーでした。でも私は割とひとりでいましたね。ひとりでぼや~っとしているのが好きなので。自分のペースがはっきりあって、それを崩されるのが嫌なんです。人とうまく合わせられないときがあります。
●月9『いつ恋』の現場秘話
――『チョコリエッタ』(14年)での森川さんも特別な存在感があって好きでした。
ありがとうございます。
――あのとき、丸刈りにしたことが話題になりました。